Kids Academy Noahは2021年9月1日、5周年を迎えました。
これも日頃支えてくださっている保護者の方々、関係各社の皆様、先生や子どもたちのおかげだと改めて感謝申し上げます。
思えば5年前の今日、期待と不安に混じりながら開校しました。
地域のニーズに応えたつもりでいましたが、開校日は園児が一人もいませんでした。
先生たちと大人だけで、まだ見ぬNoah Kidsを思いながら、たくさんの教材を作った日々が思い出されます。
その後徐々に園児が集まり、やっと集団と言えるようになるまで4ヶ月ほどかかりました。
たくさんの園児たちと出会い、別れました。
そして先生たちとも。
Noahでは「仕事」という枠を超えて、愛情と情熱を持って仕事をして欲しいといつも思っています。しかし外国人が仕事をするということは、公私を分け時間から時間というのが当たり前。国によってはいかに楽をするかという考え方の人もいます。
何度も壁に当たりながら、悩みながら、でも子どもたちのより良い環境のため妥協せず、理想を追求してきたように思います。
時には理解してもらえないこともありましたし、衝突したこともあります。
損得勘定抜きで動いてしまうこともたくさんあり、経営者としては失格だったかもしれません。
それでもいい教育を提供すれば、Noahがいいと思ってくれる人がきっといるはずだと信じて、ブレずにNoahの教育を貫いてきました。
今日改めて、子どもたちののびのびした姿を見て、きっと間違ってなかったと感じました。
私は決して勉強否定派ではありません。でも小学生でも塾に行って受験をする都会の子どもたちだからこそ、せめて小学校にいくまでは今しかできない体験をたくさんやって、「小さい時はたのしかった!」と思える大人になって欲しいと願っています。
失敗を恐れずに挑戦できる自己肯定感、どの国の人やどんな考えの人でもフラットに接することができる視野の広さ、なんでも考えて自分で作り出せるクリエイティビティ、それらを兼ね備えたイングリッシュスピーカーなら、世界のどこに出ても、なんでもやっていけます。
賞や級なんかなくても、自分自身を誇れる人間性を持った子どもを育てたい。
見えないゴールだからこそ、価値を感じない方も多くいると思います。
でも子どもの成長って、そもそも目に見えないけどいつの間にか身についてて、気づいたら成長しているものだと思いますし、そういう成長こそが、本当の意味で身になるもののはずです。
5周年を迎えるにあたり、オリジナルムービーを作ることになりました。声をかけるとたくさんの退職した先生たちが動画を送ってくれました。
コロナ禍で自国に戻った先生たちも多い中、自国で先生をやっても「やっぱりNoahはいい!Noahの教育を世界中に広めてほしい」と言ってくれる先生たち。
Noahの中を知っている先生たちが「いい!」と言ってくれるスクールになっていること、心から嬉しく思います。たくさんの退職した先生が「Noahに自分の子どもを預けたい」と言ってくれることは私の誇りです。
まだまだ未熟なので、立ち止まったり悩んだりすることもたくさん。でも、いつも子どもたちファーストで前を向いて進んでいきたいと思います。
いつもNoahを支えてくださり、本当にありがとうございます。
これからもまた心新たに10周年に向けて頑張っていきます!
Kids Academy Noah
代表 楠本 真波