こんにちは。Manamiです。
今回はオンラインレッスンについてお話しさせてください。
Kids Academy Noahではコロナ禍以前より、インターナショナルスクールのレッスンをより多くの方に受けていただく方法を探していました。
もちろん、各場所にスクールを作りそこに来てもらうのが一番なのですが、そうなるとコストもかかり、それは保護者の皆様からお月謝で頂かなくてはなりません。
私自身が何園も掛け持ちするのも時間的に(体力的にも・・・)現実的ではありません。
そうなると自然とオンラインが浮上してきます。
この「どこにいても届けたい」というのには理由があります。
私が幼稚園実習の時まで遡るのですが(結構昔の話になります。笑)
私は実家から実習に通いました。年中のクラスでアメリカ人の女の子と出会いました。彼女は日本語が全くわかりません。内気な性格もあり、お友達がいませんでした。なんとなく他の女の子の隣で一緒に遊んでいるような雰囲気はあるものの、他の子どもたちみたいな友達関係ではありませんでした。
それは先生も一緒で、一生懸命話しかけるものの言葉が通じず、彼女と本当の意味で信頼関係が築けないでいました。
私が年中クラスに入り英語で話かけた時の嬉しそうな顔!
彼女は実はすごくおしゃべりだったのです。いろんな話をしてくれました。
彼女のご両親も日本語が話せません。
でもインターがない地域では日本の園に入れるしか選択肢がないのです。
私は個人的には現地の幼稚園に行くことは外国人にとってとてもいいことだと思います。
せっかく異国に住んでいるのなら、せめて子どもだけは現地の体験をして欲しいと母としては思います。
しかし、私は彼女と出会い、そこに馴染むかどうかは本人の性格や気持ちも大いに重要であると感じました。
馴染めない、話せない、自分らしくいられない孤独感は、私も留学した当時のことを振り返るととてもよくわかります。
せっかくの子ども時代に、そんな辛い思いをしてまで現地の園に通い続けることが、本人にとって一番いいことなのかと考えました。
ここにNoahがあれば、日本人と交流もでき、外国人の子どもものびのび過ごせるんじゃないかと、Noahができた今は思います。
インターナショナルスクールがない地域は日本中たくさんあります。
今はまだインターナショナルスクールは各種学校扱いで、補助金もありません。
お月謝でしか運営できないため、どうしても費用が高額になりがちです。
通える人が限られてしまいます。
彼女との出会いから、どこにいても、どんな状況の家庭でも、「英語を使う時間」に触れられる、そんな場所を提供したいという願いがずっとありました。
実習中に出会った女の子の環境は変わらないかもしれませんが、大人も子どもも「英語を使う」時間に慣れていれば、彼女とももう少しコミュニケーションが取れていたのではないかと思います。
そのために動画サイトNoah Homeを作りました。
Noah Homeは習慣化するととても有効なコンテンツですが、習慣化する前に挫けてしまう場合もあります。
そのため動画サイトと併用して、オンラインレッスンを開講したいと考えています。
まるでNoahのレッスンを受けているような、そんな双方向性のレッスンを計画しています。
まずはモニターレッスンを行います。