夏のStay Experienceも経験を積んできたRainbowさんのために、先生たちは今年、千葉へのキャンプを予定していました。
地図を見ながら、千葉の話をすると、子どもたちから
「I want to go to the mountain!」(山に行きたい!)
「Me too!」(わたしも!)
と意見が出ました。
そこで先生たちは話し合い、子どもたちが行きやすく、興味を持つであろうアクティビティがある場所をピックアップ。
子どもたちで話し合い、八ヶ岳に決定しました。
八ヶ岳でも、できるアクティビティは色々。
どれをやりたいのか、やりたくないのかを話し合います。
何度も話し合いを行い、決まったプランを前日におさらい。
そしてやってきた当日。朝からワクワクがとまりません。
八ヶ岳に行く電車は新宿発。新宿まではスクールバスで送ってもらいます。
何号車かをみんなで探しながら、わくわくしながら乗車。
電車の中ではお弁当を食べたり、アクティビティについてお話したり、ゲームをして過ごしました。
そして小淵沢駅に到着!
まずはみんながやりたがった製作をしに行きました。
みんなで選んで、ネックレス作りを。
粘土のような素材をいろいろな形に変え、ネックレスを作ります。
小さな粘土のパーツを一つ一つ丁寧に形にしていきます。
Rainbowの子どもたちは、粘土が大好きです。
出来上がったネックレスをつけて、みんなで出発!
ホテル近くまで移動してピザ作りをしました。
チーズたっぷりのピザをつくって、窯に入れて焼き上げます。
お外で食べるピザは格別です!
やぎさんとも遊びました。なんでも食べちゃうやぎさんで、やぎさんとお友達になった証明書をもらったのですが、やぎさんに食べられちゃった子も(笑)
夕食は、みんなでBBQにするか、ホテルのお子様セットにするかを話し合いましたが、全員一致のお子様ランチ。
消防車の形なんです!みんな、これを食べるのをとーっても楽しみにしていました!
モリモリ食べて、完食してしまうほど。これには大人もびっくり!
夕食の後は花火を。
火を分け合うのは、何回やっても難しいRainbowさん。
雨がちょうどこの間は止んでいたので、ラッキーでした。
みんなでお風呂に入って、お部屋でくつろぐことも、子どもたちにとってはワクワクすること。
みんなで寝たい!と、ベットもありましたが、布団を敷いて全員一緒に眠りました。
寝る前に楽しみにしていた怖い話を、Maria先生から聞きました。
フィリピンの怖い話を(日本で言う口裂け女のようなお話)を聞いたら、怖がるどころかワクワク。
でも、お話が終わると一日の疲れが出たようで、すぐに寝付いてしまいました。
夜はだれも泣かずに、無事に朝を迎えられた子どもたち。
2日目の朝食はおいしいパンをたべました。
身支度をしてから、お蕎麦作り体験へ。
係の人のお話をよく聞きながら、手際よく作らなくてはなりません。
とくに生地を伸ばすのはとっても難しかったのですが、ほとんど大人の手伝いなくできました。
カットは先生と一緒に。大きな包丁で、見てる方がヒヤヒヤですが、ちゃんとルールを守って使うと、危ないことはありませんでした。
出来上がったおそばは、茹でてくれてみんなでいただきました。
男の子チームの方が太めのお蕎麦で、女の子チームのお蕎麦の方が細くて見た目はきれいだったのですが、子どもたちは太めのお蕎麦の方が食べやすかったようで、男の子チームは完食でした!
その後、お土産屋さんで、一人500円をにぎりしめ買い物体験。
自分へのお土産でも、家族へのお土産でもいいよと言われて、迷う迷う・・・
思ったより時間がかかりましたが、無事に電車には間に合いました!
ところが!掲示が少ない田舎の駅。反対側の電車に乗ってしまい、次の駅で降りて、1便遅い電車に乗る羽目に。
その上、途中の駅でケーブル火災のため、運転見合わせにも巻き込まれ、電車の中で缶詰になってしまいました。
先生たちは、この後のお迎え時間の調整、スケジュールの調整などをスクールと行いてんやわんや!
しかし子どもたちは、「外が見える」「どこが火事かな?」「みんなで探そう!」とこの状況もワクワクしている様子。
なぜ電車が進まないのかをきちんと説明すると、状況を理解し、柔軟に対応できるようになっています。
本当にめきめきと非認知能力を伸ばしてきたRainbowキッズたち。
この夏に卒園する子どもたちもいる中で、みんなで過ごす最後のトラベルを、まるで噛み締めるように楽しむ子どもたちが印象的でした。
みんなが、今までのトラベルの経験から生きる力を養い、この先も大きく羽ばたけますように!